茶屋の桜

旧中村街道

福島市渡利の旧中村街道の路傍に自立している市指定天然記念物のエドヒガンザクラ。江戸時代、相馬中村藩で採れた塩は、中村街道を通って福島まで運ばれ、この場所には昭和16年頃まで旅人の茶屋があったという。

茶屋の桜

茶屋の桜について

基本情報

呼称
茶屋の桜(ちゃやのさくら)
樹種
江戸彼岸桜
指定
市天然記念物 - 昭和35年 福島市指定。
見頃
例年4月中旬から4月下旬頃
夜桜
ライトアップなし
駐車場
専用駐車場なし
所在地
福島県福島市渡利鍛冶屋ヶ原32-ロ(標高150m)
開花状況
最新の開花情報は各自治体へ問い合わせください。

概要

福島市渡利の茶屋沼近くの旧中村街道に自立しているエドヒガンザクラの古木。 この旧街道は「塩の道」と呼ばれ、江戸時代に相馬中村藩で採れた塩は、中村街道を通って茶屋沼の下手にある塩問屋に運ばれ、渡利川岸から舟で福島まで運ばれた。 茶屋沼付近は交通の要地として行き交う行商人などで賑わい、この場所には昭和16年頃まで旅人の茶屋があったという。 昭和35年に「茶屋の桜」と命名され、市の天然記念物に指定された。

撮影後記

 花見山公園の北側に茶屋沼という場所があります。 近年、花見山が大人気となってしまったので、陰に隠れた花見スポットと云えるのかもしれませんが、数多くのサクラが植樹され、茶屋沼公園として整備されています。 明治以前に農業用水を貯水するために築造された溜池とのことです。 その茶屋沼を通り過ぎて、1キロほど進んだ路傍に自立しているのが、この「茶屋の桜」。 現在は忘れ去られた老樹といった雰囲気ですが、昭和35年に指定された往時は、見事な大桜だったのでしょう。

更新履歴

2013年10月18日
初版をアップロードしました。
2013年12月31日
携帯電話・スマートフォン専用壁紙を休止しました。
2014年1月1日
一部の無料壁紙を会員限定の閲覧に制限しました。

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