粉河寺の桜

湯浅櫻

紀の川市の粉河寺は、13,000坪の大伽藍の諸堂を囲むように桜が咲く花見名所である。本堂前には、国宝「粉河寺縁起絵巻」で、紀州湯浅氏祖・藤原宗永が、本尊の霊告で植えた伝承にちなむ、「湯浅櫻」が立っている。

粉河寺の桜

粉河寺の桜について

基本情報

名称
粉河寺(こかわでら)
本数
300本
樹種
染井吉野、他に枝垂桜など
見頃
例年3月下旬から4月上旬頃
夜桜
ライトアップなし
駐車場
無料駐車場あり
所在地
和歌山県紀の川市粉河2787
開花状況
粉河寺

概要

紀の川市の粉河寺は、約1万3,000坪もの大伽藍に重文4棟をはじめとする諸堂を囲むようにソメイヨシノやシダレザクラ約300本が植栽されている。 本堂前には、国宝「粉河寺縁起絵巻」で、紀州在田郡湯浅の湯浅氏祖・藤原宗永が、本尊千手観音の霊告で、巽(東南)の方角にサクラを植えた伝承にちなむ、「湯浅櫻」が立っている。 風猛山粉河寺は、天台宗系の粉河観音宗総本山で、宝亀元年(770年)、大伴孔子古(おおとものくじこ)によって創建されたと伝わる古刹。 鎌倉時代には七堂伽藍に四キロ四方に五百五十ヶ坊の塔頭を有していたが、天正十三年(1585年)豊臣秀吉の紀州侵攻によって、根来寺や雑賀衆とともに抵抗したものの全山焼失した。 その後、紀州徳川家の篤い庇護によって、現存の伽藍が再興されている。

撮影後記

 この年、全体的に花芽の少なかった和歌山県の桜ではありますが、ここは花付きが文句ない程でした。 おかげで、宵になるまで撮影に没頭してしまい、気が付いたら辺りは真っ暗でした。 それにしても、奈良と和歌山を上手にたちまわるため、何度国道24号を往復しただろうか。

更新履歴

2013年9月21日
初版をアップロードしました。
2013年12月31日
携帯電話・スマートフォン専用壁紙を休止しました。
2014年1月1日
一部の無料壁紙を会員限定の閲覧に制限しました。

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