さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
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さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
美方郡新温泉町にある湯村温泉の天台宗正福寺境内に植生している八重咲きのマメザクラの変種(キンキマメザクラとヤマザクラの自然交配種)である。 但馬地方から播磨地方北部に分布する固有種で、正福寺の植栽木であったことから、昭和9年に植物学者・牧野富太郎博士によって、「Prunus x tajimensis 'Makino'」と命名され、和名は「正福寺櫻」とされた。 花弁は50枚以上のものも見られ、ガク片10枚で1花を包み、雌しべが1花に1~6本つく非常に珍しい固体であることから、町の天然記念物に指定されている。 メシベが多いところから、「子宝の桜」としても信仰がある。 現在の指定木は2代目のものである。
ウィキペディア等で兵庫県指定の天然記念物となっていましたが、調べてみたのですがリストに掲載されていないようでした。 現在の木が二代目とのことなので、代替わりした際に指定解除となったのでしょうか? 初代の樹齢や大きさ、枯死した原因等も不明です。 現在、宍粟市一宮町にある御形神社の正福寺桜が、この種としては最大のようです。
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