稲荷古墳のヤマザクラ

石室上に直立

丹波市春日町にある稲荷山古墳の石室上に直立するヤマザクラで、市指定天然記念物の大桜である。石室蓋石を抱くように根を張り、周囲に植林されているヒノキに負けじと樹高30mにも達する姿は、壮観かつ奇観である。

稲荷古墳のヤマザクラ

稲荷古墳のヤマザクラについて

基本情報

呼称
稲荷古墳のヤマザクラ(いなりこふんのやまざくら)
樹種
山桜
樹齢
推定200年~299年 - 平成3年 環境庁調査報告書。
樹形
幹周4.13m、樹高27m - 現地解説板。
株周4.8m、樹高30m、枝張40m - 平成3年 環境庁調査報告書。
指定
市天然記念物 - 昭和51年 旧春日町指定。
見頃
例年4月上旬から4月中旬頃
夜桜
ライトアップなし
駐車場
専用駐車場なし
所在地
兵庫県丹波市春日町長王(標高120m)
開花状況
最新の開花情報は各自治体へ問い合わせください。

概要

丹波市春日町の長王地区の山裾に、今から1500年ほど前に築かれた稲荷山古墳があり、石室蓋石の東半分を抱くように根を張って立っている。 根元付近で二岐に分かれ、周囲に植林されているヒノキに負けじと、樹高30mもの高さまで聳え立つ姿は壮観である。 かつて円墳の上に生えていたものが、長年の風雨で封土が流失して現状の奇観になったと考えられる。 旧氷上郡内最大のヤマザクラの大木であることから、丹波市の天然記念物に指定されている。

撮影後記

 この年前半の桜旅は関西を巡礼していたこともあり、単調なサクラとの出会いが続くなか、久しぶりに感動を覚えた名桜です。 付近に人影が見当たらず、案内表示も近くまで行かないとなかったこともあり、探し出すまで時間を要しましたが、その甲斐がありました。 整備も入ってない自然のままの姿で、おまけに運良く満開ときたもの。 誰一人やってくる気配もなかったので、撮影後もしばらく長居して、じっくりと目に焼き付けてしまいましたよ。

更新履歴

2013年9月28日
初版をアップロードしました。
2013年12月31日
携帯電話・スマートフォン専用壁紙を休止しました。
2014年1月1日
一部の無料壁紙を会員限定の閲覧に制限しました。

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