さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
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さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
丹波市春日町の長王地区の山裾に、今から1500年ほど前に築かれた稲荷山古墳があり、石室蓋石の東半分を抱くように根を張って立っている。 根元付近で二岐に分かれ、周囲に植林されているヒノキに負けじと、樹高30mもの高さまで聳え立つ姿は壮観である。 かつて円墳の上に生えていたものが、長年の風雨で封土が流失して現状の奇観になったと考えられる。 旧氷上郡内最大のヤマザクラの大木であることから、丹波市の天然記念物に指定されている。
この年前半の桜旅は関西を巡礼していたこともあり、単調なサクラとの出会いが続くなか、久しぶりに感動を覚えた名桜です。 付近に人影が見当たらず、案内表示も近くまで行かないとなかったこともあり、探し出すまで時間を要しましたが、その甲斐がありました。 整備も入ってない自然のままの姿で、おまけに運良く満開ときたもの。 誰一人やってくる気配もなかったので、撮影後もしばらく長居して、じっくりと目に焼き付けてしまいましたよ。
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