さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
PHOTOGRAPH.PRO
スマホでも閲覧できるようになりました
さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
播磨地方北部から但馬地方に分布する八重咲きのマメザクラの変種(キンキマメザクラとヤマザクラの自然交配種)で、姫路市安富町に植栽されている。 美方郡新温泉町にある湯村温泉の正福寺の植栽木であったことから、昭和9年に植物学者・牧野富太郎博士によって、「Prunus x tajimensis 'Makino'」と命名され、和名は「正福寺櫻」とされた。 半しだれ性で、親木が弱ると枝分かれして叢生する性質がある。 花弁数40~60枚の八重咲き、蕚片の間に副蕚片が見られ、めしべが1~4本あり、2本のものが最も多く双果を結ぶ。 正福寺桜でも樹勢旺盛で樹形が整っていて、学術的にも価値が高いことから市の天然記念物に指定されている。
現地の旧安富町が設置した天然記念物石柱には「善照寺のショウフクシサクラ」と陰刻されていましたが、姫路市のウェブサイトでは「善照寺のショウフクジザクラ」と記載されていたのでこちらを採用しています。
宍粟市一宮町の御形神社のショウフクジザクラよりも開花は数日早いようですが、まだ満開とまではいっていませんでした。
なお、2017年に訪問したときは、山号を梅香山とする浄土真宗本願寺派の寺院がありましたが、グーグルの航空写真を見てみると、伽藍が跡形もなく無くなって整地されていました。
廃寺、もしくは移転してしまったのでしょうか?
フェイスブックを開始しました。上のタブからどうぞ。