御形神社正福寺桜

但馬播磨固有種

但馬地方から播磨地方北部に分布する八重咲きのマメザクラの変種で、宍粟市一宮町に鎮座する御形神社に植栽されている。県内でも最大級のものであり、市指定の天然記念物としてふさわしい風格を備えるものである。

御形神社正福寺桜

御形神社正福寺桜について

基本情報

名称
御形神社のショウフクジザクラ(みかたじんじゃのしょうふくじざくら)
別称
御形神社正福寺桜
樹種
正福寺桜 - 近畿豆桜と山桜の自然交配種。
指定
宍粟市指定天然記念物 - 平成12年 旧一宮町指定。
見頃
例年4月中旬頃
夜桜
ライトアップなし
駐車場
参拝者無料駐車場あり
所在地
兵庫県宍粟市一宮町森添280(標高300m)
開花状況
御形神社

概要

但馬地方から播磨地方北部に分布する八重咲きのマメザクラの変種(キンキマメザクラとヤマザクラの自然交配種)で、宍粟市一宮町に鎮座する御形神社に植栽されている。 美方郡新温泉町にある湯村温泉の正福寺の植栽木であったことから、昭和9年に植物学者・牧野富太郎博士によって、「Prunus x tajimensis 'Makino'」と命名され、和名は「正福寺櫻」とされた。 半しだれ性で親木が弱ると叢生し、八重咲きの花を咲かせる性質がある。 県内でも最大級のものであり、市指定の天然記念物としてふさわしい風格を備えるものである。

撮影後記

 2013年に湯村温泉の正福寺桜を撮影しましたが、宍粟市の旧一宮町の御形神社にもあります。 湯村温泉の正福寺桜が代替わりしているので、御形神社の正福寺桜が、この種では兵庫県最大の個体と呼べるでしょう。 湯村温泉のサクラよりも花弁数が多くて、菊咲きの菊桜と見間違えるほどでした。 ただ残念ながら、咲き始めで花数が寂しかったのが心残りであります。

更新履歴

2018年11月9日
初版をアップロードしました。

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