さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
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さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
宇陀市大宇陀の本郷地区の石舞台に立っている推定樹齢300年のシダレザクラで、黒田如水、豊臣秀頼に仕え、大坂の役で活躍した豪傑後藤又兵衛(後藤基次)ゆかりのサクラである。 元和元年(1615年)、後藤又兵衛は大坂夏の陣で討死したことになっているが、再挙兵の希望を捨て難く城中より逃れ落ちた。 紀州を廻って知人を頼り、大和宇陀の当地へ来て、本郷の温泉で傷を癒し、豊臣家の再興を待ったが、世は徳川の天下となったので、又兵衛は僧になり、後藤の姓を一時「水貝」と改めて生活していたと伝えられている。 当地には後藤の姓を名乗る家が数軒あり、後藤家の屋敷跡であるこの場所に立つシダレザクラを、地元では「又兵衛桜」と呼び親しんできた。 また、樹勢は極めて旺盛であり、まるで滝が流れ落ちるように咲き誇ることから、「瀧桜」とも称せられる。 以前より一部の写真家に愛されていたが、NHK大河ドラマ「葵徳川三代」のオープニング映像で使用されたことで一躍有名になった。 今では公園が整備され、開花期間には7~10万人の花見客が訪れる関西屈指の名桜となった。
云わずと知れた人気の又兵衛桜。 やはりとういか、それに比例してカメラマンも多いのですが、このサクラはまだ暗いうちからの場所取りの必要性はありません。 ホールにいると思ってください。 我々は観客、主役は舞台に上がって幕開けを待っています。 我々は、間近のS席から遠くの二階席まで自由に着席することができます。 ですので、星景写真などを撮るなら別ですが、お日さまが当たる(6時40分前後)少し前に行けば大丈夫ですよ。
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