又兵衛桜

関西屈指の名桜

大坂の役で活躍した豊臣方の豪傑、後藤又兵衛ゆかりのシダレザクラ。宇陀市大宇陀の本郷地区の石舞台に立ち、樹齢は300年といわれる。開花期間には、この一本桜だけに十万人もの花見客が訪れる関西屈指の名桜である。

又兵衛桜

又兵衛桜について

基本情報

呼称
又兵衛桜(またべえざくら)
別称
本郷の又兵衛桜、本郷の瀧桜
樹種
江戸彼岸の枝垂桜
樹齢
推定300年 - 宇陀市サイト。
樹形
幹周3m超、樹高13m - 宇陀市サイト。
指定
県保護樹木 - 平成9年 奈良県指定。
見頃
例年4月上旬から4月中旬頃
夜桜
ライトアップあり
駐車場
有料駐車場あり
所在地
奈良県宇陀市大宇陀本郷(標高390m)
開花状況
最新の開花情報は各自治体へ問い合わせください。
開花状況
宇陀市

概要

宇陀市大宇陀の本郷地区の石舞台に立っている推定樹齢300年のシダレザクラで、黒田如水、豊臣秀頼に仕え、大坂の役で活躍した豪傑後藤又兵衛(後藤基次)ゆかりのサクラである。  元和元年(1615年)、後藤又兵衛は大坂夏の陣で討死したことになっているが、再挙兵の希望を捨て難く城中より逃れ落ちた。 紀州を廻って知人を頼り、大和宇陀の当地へ来て、本郷の温泉で傷を癒し、豊臣家の再興を待ったが、世は徳川の天下となったので、又兵衛は僧になり、後藤の姓を一時「水貝」と改めて生活していたと伝えられている。 当地には後藤の姓を名乗る家が数軒あり、後藤家の屋敷跡であるこの場所に立つシダレザクラを、地元では「又兵衛桜」と呼び親しんできた。 また、樹勢は極めて旺盛であり、まるで滝が流れ落ちるように咲き誇ることから、「瀧桜」とも称せられる。 以前より一部の写真家に愛されていたが、NHK大河ドラマ「葵徳川三代」のオープニング映像で使用されたことで一躍有名になった。 今では公園が整備され、開花期間には7~10万人の花見客が訪れる関西屈指の名桜となった。

撮影後記

 云わずと知れた人気の又兵衛桜。 やはりとういか、それに比例してカメラマンも多いのですが、このサクラはまだ暗いうちからの場所取りの必要性はありません。 ホールにいると思ってください。 我々は観客、主役は舞台に上がって幕開けを待っています。 我々は、間近のS席から遠くの二階席まで自由に着席することができます。 ですので、星景写真などを撮るなら別ですが、お日さまが当たる(6時40分前後)少し前に行けば大丈夫ですよ。

更新履歴

2013年9月5日
初版をアップロードしました。
2013年12月31日
携帯電話・スマートフォン専用壁紙を休止しました。
2014年1月1日
一部の無料壁紙を会員限定の閲覧に制限しました。

又兵衛桜紀行のコメント

コメントを書く

お名前 ※
ホームページ
コメント本文 ※
認証キー ※ (半角)
Captcha Code

フェイスブックを開始しました。上のタブからどうぞ。



おすすめギャラリー

鎌倉

鎌倉紀行

作品追加中
京都

京都紀行

作品追加中
美瑛・富良野