さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
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さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
田辺市中辺路町の熊野古道沿い、近露王子近くに南朝の忠臣であった野長瀬家がある。 その29代目の旧家に、紀南を代表するシダレザクラの大木があり、市の天然記念物に指定されている。 江戸時代中期の1747年(延享四年)野長瀬家19代の六郎可盛(よしもり)が、京都の祇園枝垂の苗木を持ち帰り植樹したと伝えられている。
熊野参詣道九十九王子のひとつ近露王子(ちかつゆおうじ)の近くにある名家の一本桜です。 付近のしだれ桜よりも遅咲きのようで、まだ五分咲きほどでした。 南北朝時代に南朝方の忠臣として仕えた野長瀬氏は、その後に紀伊畠山家に仕えて紀伊国人衆として存続し、現在は中辺路近露と奈良県に2軒のみ残っているそうです。
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