さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
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さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
養父市八鹿町八木の西方寺に植えられているシダレザクラである。 高野山真言宗西方寺は、但馬を代表する武将八木氏ゆかりの古刹で、応安七年(1374年)、今滝寺開基の覚増上人によって創建された。 八木城第五代城主であった重家が、山深い菩提寺の今滝寺(八木城跡)に参拝するのに難儀していた母や奥方のために、麓の城下町に設けた菩提寺と伝えられる。 枝垂桜は昭和に植樹されたものであるが、姫様の花かんざしのよう艶やかに下垂する姿は、山陰道を走るドライバーたちの衆目を集める。
国道9号線を走ると目に入るので、このシダレザクラの存在は数年前から気になっていました。
夜にはライトアップもされるので、昼間以上にドライバーの衆目を惹きます。
今回、念願かなってようやく撮影できた次第です。
このお寺、近隣の大きな山ほどもあった桜の木を主要な柱材として建立されたといわれるそうです。
山向こうには、国指定天然記念物の樽見の大ザクラがあるので、中世この一帯には、巨桜が数多くあったのかもしれません。
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