さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
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さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
養父市大屋町樽見の蹴占(ケジメ)山に立っているエドヒガンザクラ。 幹周6.3mに及び、この種では全国稀に見る巨樹で、国の天然記念物に指定されている。 このサクラがいつの時代から生育していたのかは定かではないが、樹齢1000年とされている。 また一説には、出石藩と生野代官所の管轄の境界を示すために植えられたとも伝わる。 江戸元禄年間(1688年~1704年)、枝張りが二十間(約36m)四方に及び、樹冠がまるで白雪のような偉観を呈し、文人墨客の訪れが後をたたなかったと伝わる。 かの出石藩主・小出備前守も毎春遊覧され句会を開いたといい、文政五年(1822年)、出石藩の儒学者・桜井舟山が「仙櫻」と称した。 長らく山の神の依代として信仰されていたが、明治維新後はその存在が薄れ、昭和三年に急傾斜地のため北側に石垣を施した記録が残っている。 昭和五十五年 周辺の樹林が成長し、大桜は日陰となったため急激に樹勢が衰え始め、昭和六十一年には、専門家から枯死寸前と宣告されるに至った。 これを受け、大桜周辺の私有林を町が買収し、樹林の伐採により日が差すこととなり、樹勢回復の大きな要因となった。 さらに、冬季の積雪に備えて支柱骨組を設置した。 以降、登山道の整備、桜周辺の草刈り清掃、駐車場の整備等が保存会により行われている。
かれこれ4年前に撮影したので、記憶も薄らいでいます。
駐車場から山道を相当登って辿り着いた記憶があります。
エドヒガンのようですが、花がシダレザクラの原種ともされる一般的なエドヒガンとは少し違い、カスミザクラの特徴もあるような印象があります。
霞桜も交配しているのでしょうか?
撮影に関しては、残念ながらピークは大分過ぎていました。
ただ、建設現場のパイプ足場のようで、写欲が涌かないし、状態の良い機会にリベンジする気持ちも薄いです。
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