畑のしだれ桜

都しだれ

甲賀市信楽町の畑地区に立つシダレザクラで、市の天然記念物に指定されている。平家滅亡の折、身寄りの人達が都落ちの際に、京の都をしのぶために桜を持ち帰り植えられた子孫ともいわれ、「都しだれ」と称される。

畑のしだれ桜

畑のしだれ桜について

基本情報

名称
畑のしだれ桜(はたのしだれざくら)
別称
畑シダレザクラ(指定名称)、都しだれ
樹種
江戸彼岸の枝垂桜
樹齢
伝承400年 - 平成7年 現地解説板。
樹形
幹周3.76m、樹高12m - 滋賀県公式観光サイト。
指定
市天然記念物 - 甲賀市指定。
見頃
例年4月中旬頃
夜桜
ライトアップあり
駐車場
無料駐車場あり
所在地
滋賀県甲賀市信楽町畑(標高460m)
開花状況
最新の開花情報は各自治体へ問い合わせください。

概要

甲賀市信楽町の畑(はた)地区に立っているシダレザクラの古木で、市の天然記念物に指定されている。 織田信長の焼き討ちで焼失した深堂山遍照院西光寺が、この深堂の郷に再建され記念植樹されたとも、徳川家康が江戸と京都を行き来する折、刺客を避けるために伊賀から、多羅尾、小川、柞原、そして畑を通り、田上不動寺を越えて瀬田から京都への古道(徳川家康隠密街道)を往来したといわれ、この畑で休憩された所に桜を植えられたとも伝わる。 さらに、平家滅亡の折、身寄りの人達が都落ちの際に、京の都をしのぶために桜を持ち帰り植えられたという説もあり、「都しだれ」とも称される。 近世から四世紀以上も美しい花を咲かせ、この小高い丘の上より深堂の郷を見守り続けているのである。 以前は竹やぶの中にひっそりとある存在であったが、昭和63年に保存会を設立し、樹勢回復治療や保護活動など地域区民全員で取り組んだ結果、今や開花期間には、15,000人もの花見客が訪れる県下随一の名桜となった。

撮影後記

 私の知る限り、滋賀県の一本桜では最も人気があるサクラです。 グーグルのストリートビューでも、わざわざ桜の開花期間に撮影に来たらしく、その様子が克明に記録されていました。 おおよその雰囲気がバーチャル体験できるかと思いますので、興味のある方は、基本情報の所在地の欄のリンクからどうぞ。

更新履歴

2013年9月10日
初版をアップロードしました。
2013年12月31日
携帯電話・スマートフォン専用壁紙を休止しました。
2014年1月1日
一部の無料壁紙を会員限定の閲覧に制限しました。

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