さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
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さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
神戸市の日本三古湯の名泉有馬温泉は、六甲山地北側の紅葉谷の麓の山峡にある温泉街で、山麓に点在する温泉旅館と寺社に桜が植えられ、昔ながらの温泉情緒漂う風情が残っている。 なかでも、善福寺にある4本のシダレザクラの古木が有名である。 樹齢270年以上と推定され、一重の枝垂桜の別称である「糸桜」と称せられている。 神戸市民の木、および'神戸の名木に指定されている名桜である。 他の寺社では、寺町界隈にある8世紀に建立された古刹温泉寺 (薬師堂)の染井吉野も見事である。 温泉寺の北東には、豊臣秀吉の正室である北政所ねねの別邸跡と言われる念仏寺があり、前庭には艶美な枝垂桜が植えられている。 念仏寺に隣接する太閤の湯殿館は、中世の遺跡が発掘されたことで知られ、境内にも見事な桜の木が見られる。 その南に鎮座する湯泉神社の石参道は桜並木となっている。 さらに林渓寺には、樹齢200年以上の紅梅もあり、梅の花に続いて枝垂桜が咲く。 一方、渓谷の有馬川に下ると、ねね橋や太閤橋周辺に桜が数多く見られる。 河原に整備された有馬川親水公園では「桜祭」が開催され、ねね橋と桜がライトアップされ、温泉街らしい雰囲気が感じられる。
久しぶりに三宮に立ち寄った後、そのまま寝ることなく有馬温泉の撮影に入ったのですが、曇ってしまったため、一旦、川西市の高原寺に逃げて、再び撮影にとりかかりました。 花冷えの日で、日本海側から流れてくる雲が多く、青空待ちで気長にやりました。 結局、立ち寄り湯で骨休めすることなしで夜桜ライトアップまで粘り、一日がかりの撮影となってしまいましたね。
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