さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
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さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
伊都郡高野町にある高野山別格本山清浄心院に、高野一のサクラとも云われる一本の老桜が残っている。 文禄三年(1594年)豊臣秀吉が母(大政所)の三回忌法要を高野山で執り行った際に清浄心院で花見を催した。 そして太閤秀吉公は「年を経て 老木も花や 高野山」と傘のように境内に咲き誇っていた此のさくらのことを歌に詠んだと伝えられる。
「高野一」とも呼ばれる隠れた名桜が、寺町のいちばん東、奥ノ院参道口の近くの寺院にあります。 桜好きである太閤秀吉が、「吉野の花見」の途上に亡き母の法要のために詣でた際に、高野山でも花見を行ったという逸話があるそうです。 ただ、標高800メートルに位置する高野山の方が、吉野山よりも桜前線が遅く到着するので、順番が逆なのでは?とも思えます。 サクラの方は恐らく代替わりしていますが、そんな歴史ロマンに浸らせてくれる素敵な一本でした。 宿坊にもなっているようで、宿泊している欧米人の仲間内が満開の桜に感激している光景が印象的でした。
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