さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
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さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
大和郡山市の郡山城跡は、ソメイヨシノを中心として約1,000本の桜が咲き誇り、「日本さくら名所100選」に選定されているお花見名所である。 毎年開花期間には、「大和郡山お城まつり」が開催され、金魚品評会、数珠くり法要などが催され、約600本のぼんぼりが灯る。 東隅櫓にかかるシダレザクラは、郡山城の桜のシンボルとなっている名桜である。 郡山城の桜は、豊臣秀吉の弟である豊臣秀長が郡山へ入城すると、談山神社のある多武峰にあった桜樹を城内に移し、御殿桜と称したのが始まりと伝わる。 享保九年(1724年)、柳澤吉里が甲府城から移り入城すると、桜樹の補植にあたり、以来、藩士や町民達の楽しみとなった。 明治6年、郡山城は破却され荒廃が続いたが、明治13年に旧藩士達が本丸に藩祖である柳澤吉保を祀る柳澤神社を創建し、旧藩邸の桜樹を移植し、かがり火をたき夜桜を楽しむようになった。 これが夜桜のはじまりで、明治44年代に新たに3,000本を城址一円に植樹した。 昭和37年、明治以来続いていた金魚品評会と合わせて、「大和郡山お城まつり」が毎年開催されるようになった。
ギャラリーには6枚しか掲載していませんが、3月下旬に飛石3日に渡って撮影してきて、この年でも思い出深い場所となりました。
城内での写真展なども拝見し、ハイレベルな作品に刺激を受け、是非私もという気持ちにもなったのですが、イマイチな写真しか撮れませんでしたね。
このお花見名所は、お城のすぐ隣を近鉄電車が走り抜けていきます。
特急の場合だと、運転手さんがスピードを落として、車窓から花見ができるようにしてくれるようでした。
時間があれば、車窓からシダレザクラを狙ってみても、普段と異なる構図が撮れて面白そうですね。
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