慈眼院の姥桜

大阪府随一の古桜

泉佐野市の慈眼院境内に植えられているエドヒガンザクラの古木で、元禄三年(1680年)の古絵図に見られる樹形から、樹齢400年を越えると推測される。府下随一のサクラの古木で、大阪府の天然記念物に指定されている。

慈眼院の姥桜

慈眼院の姥桜について

基本情報

呼称
慈眼院の姥桜(じげんいんのうばざくら)
別称
慈眼院姥桜
樹種
江戸彼岸桜
樹齢
推定400年以上 - 昭和59年 現地解説板。
樹形
根周3m - 昭和59年 現地解説板。
指定
府天然記念物 - 昭和45年 大阪府指定。
見頃
例年3月下旬から4月上旬頃
夜桜
ライトアップなし
駐車場
無料駐車場あり
所在地
大阪府泉佐野市日野原626(海抜49m)
開花状況
最新の開花情報は各自治体へ問い合わせください。
開花状況
慈眼院

概要

泉佐野市日野原の真言宗慈眼院境内に植えられているエドヒガンザクラの古木で、隣接する日根神社の参道沿いに立っている。 姥桜とは、江戸彼岸桜の別称で、花の盛りに「葉がない」江戸彼岸桜を、「歯のない」姥にかけたものである。 古い主幹は根周り約3mで地上約3mまで現存し、朽腐化し空洞化しているが、3本の新樹幹が生じている。 この新樹幹でさえ100年から150年を経ており、同寺所有の元禄三年(1680年)の古絵図に見られる樹形から、樹齢400年を越えると推測される。 府下随一のサクラの古木であることから、大阪府の天然記念物に指定されている。

撮影後記

 一応、慈眼院の境内に立っているのですが、枝張りが隣接している日根神社の参道側に伸びているため、神社の境内側から眺めた方がよいです。 近世までは、式内社日根神社の神宮寺であり、「日根神社の姥桜」と云ってもいいかもしれません。
 なお、慈眼院(じげんいん)には、国宝建造物があり、そちらも必見です。 鎌倉時代建立の木造多宝塔で、高さ10メートルほどの日本最小の塔として知られます。 また、多宝塔の三名塔(他は、石山寺塔、金剛三昧院塔)のひとつともされています。

更新履歴

2013年6月24日
初版をアップロードしました。
2013年12月31日
携帯電話・スマートフォン専用壁紙を休止しました。

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