さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
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さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
泉佐野市日野原の真言宗慈眼院境内に植えられているエドヒガンザクラの古木で、隣接する日根神社の参道沿いに立っている。 姥桜とは、江戸彼岸桜の別称で、花の盛りに「葉がない」江戸彼岸桜を、「歯のない」姥にかけたものである。 古い主幹は根周り約3mで地上約3mまで現存し、朽腐化し空洞化しているが、3本の新樹幹が生じている。 この新樹幹でさえ100年から150年を経ており、同寺所有の元禄三年(1680年)の古絵図に見られる樹形から、樹齢400年を越えると推測される。 府下随一のサクラの古木であることから、大阪府の天然記念物に指定されている。
一応、慈眼院の境内に立っているのですが、枝張りが隣接している日根神社の参道側に伸びているため、神社の境内側から眺めた方がよいです。
近世までは、式内社日根神社の神宮寺であり、「日根神社の姥桜」と云ってもいいかもしれません。
なお、慈眼院(じげんいん)には、国宝建造物があり、そちらも必見です。
鎌倉時代建立の木造多宝塔で、高さ10メートルほどの日本最小の塔として知られます。
また、多宝塔の三名塔(他は、石山寺塔、金剛三昧院塔)のひとつともされています。
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