妙法華寺の桜

二本の銘桜

三島市の妙法華寺には二本の名桜がある。本堂前には、徳川家康の側室 お万の方お手植えと伝わるサクラがある。一方、忠霊殿の前には、樹齢350年とも伝わる山桜の大木が立ち「タマザワオオヤマザクラ」と称せられる。

妙法華寺の桜

妙法華寺の桜について

基本情報

呼称
タマザワオオヤマザクラ(玉沢大山桜)
別称
妙法華寺のヤマザクラ
樹種
山桜
樹齢
推定350年 - 現地解説板。
推定150年 - 三島市サイト。
推定100年~199年 - 平成3年 環境庁調査報告書。
樹形
幹周3.6m 樹高23m 枝張27.5m - 平成3年 環境庁調査報告書。
指定
市保存木
見頃
例年4月上旬頃
夜桜
ライトアップなし
駐車場
無料駐車場あり
所在地
静岡県三島市玉沢1(標高120m)

基本情報

呼称
お万の桜(おまんのさくら)
別称
御万様お手植えの桜、養珠院お萬の方お手植えの桜
樹種
不詳 - サトザクラか。
樹齢
伝承 続300年(ひこばえ) - リビング静岡 1376号。
見頃
例年4月中旬頃
夜桜
ライトアップなし
駐車場
無料駐車場あり
所在地
静岡県三島市玉沢1(標高120m)

概要

妙法華寺境内には二本の名桜がある。 本堂の前には、徳川家康の側室 養珠院(お万の方)お手植えと伝わるサクラがある。 何度か倒れながらも再び根元から萌芽して300年の命をつないでいる。 一方、忠霊殿の前には、推定樹齢350年とも伝わる樹高23mに及ぶヤマザクラの大木が立っている。 「タマザワオオヤマザクラ」と称せられ市の保存木になっている。 妙法華寺は、日蓮宗の本山(由緒寺院)で、1284年、日蓮の直弟子 日昭が、鎌倉に創建したのが起源。 その後、幾度かの法難で所在地を転々とし、15代日産の代に現在地に落ち着くこととなった。 江戸時代には、徳川家康の側室 養珠院(お万)や英勝院(お勝)らが寺の再興に力を尽くした。

撮影後記

 この寺は鎌倉紀行内の材木座にある實相寺をアップしたときに、この寺のことも記載した記憶があります。 三島市玉沢という地名は、もとは鎌倉の材木座にあった小字で、当寺は、もともと実相寺の辺りに創建されたのです。
 ヤマザクラの方ですが、実に見事な一本桜でした。 ただ、忠霊殿前の広場に工事関係のクルマが50台くらい停まっていて、残念ながら撮りたい構図で撮ることができませんでした。 機会があれば、また撮ってみたいサクラです。
 ちなみに、近くには国立遺伝学研究所があって、毎年4月に1日だけ特別公開されます。 桜並木や、ものすごい種類のサトザクラなどがあるので、前から一度行きたいと思っていました。 これもいかなくっちゃ。

更新履歴

2012年7月11日
初版をアップロードしました。
2013年12月31日
携帯電話・スマートフォン専用壁紙を休止しました。
2014年1月1日
一部の無料壁紙を会員限定の閲覧に制限しました。
2014年8月5日
登録カテゴリを中部から東海に移動しました。

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