オヤネザクラ

お屋根桜

伊勢神宮外宮に隣接する豊宮崎文庫跡地に植えられているヤマザクラの変種で、伊勢市の天然記念物である。文庫主唱者邸、もしくは外宮御正殿の屋上に生えた苗を当文庫に移植したと伝わり、「お屋根桜」と称される。

オヤネザクラ

オヤネザクラについて

基本情報

呼称
オヤネザクラ(お屋根桜)
樹種
オヤネザクラ - 山桜の変種。
指定
市天然記念物 - 昭和61年 伊勢市指定。
見頃
例年3月下旬から4月上旬頃
夜桜
ライトアップなし
駐車場
専用駐車場なし
所在地
三重県伊勢市岡本3丁目1-4(海抜8m)
開花状況
最新の開花情報は各自治体へ問い合わせください。

概要

伊勢市の伊勢神宮外宮に隣接する豊宮崎文庫跡地に植えられている珍種のサクラである。 豊宮崎文庫主唱者で外宮権禰宜であった出口延佳邸の屋上に生えた苗を当文庫に移植したことから「オヤネザクラ」と称されたと伝わる。 また、外宮御正殿屋上に生えた苗を移植したという説も残る。 このオヤネサクラは、花は初めから白く五弁、花梗と雌しべ下部に毛があるヤマザクラの新品種として昭和3年発表され、その後絶滅したと思われていたが、昭和53年に四株が確認され、昭和61年に市天然記念物に指定された。 平成17年に新設合併されるまでは「市の木」に選定されており、現在旧豊宮崎文庫内に二株の原木が健在である。

撮影後記

 伊勢神宮の外宮に隣接した豊宮崎文庫敷地跡に植えられている名桜です。 花が残っていることに一縷の望みをを残しました、やはり4月も中旬では葉桜状態でしたね。 お伊勢参りもせず、足早に次の目的地へ踵を返した次第です。
 江戸時代初期に創設された豊宮崎文庫(伊勢神宮が運営する図書館である神宮文庫の礎)は、貝原益軒や大塩平八郎といった学者たちも訪れ、勉強会や講演会が開かれたそうです。 明治に火災で焼失しましたが、2万冊もの蔵書は難を逃れ、現在は門と築地塀が残り国の史跡に指定されています。

更新履歴

2013年8月4日
初版をアップロードしました。
2013年12月31日
携帯電話・スマートフォン専用壁紙を休止しました。
2014年8月5日
登録カテゴリを近畿から東海に移動しました。

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