浄福寺のしだれサクラ

遊女桜

下呂市小坂町小坂の浄福寺には、一名「遊女桜」と称す市天然記念物のシダレザクラが存在する。享和三年(1803年)、江戸新吉原の妓楼から梵鐘が寄進され、遊女たちの希望によって、新吉原の桜が傍らに植えられた。

浄福寺のしだれサクラ

浄福寺のしだれサクラについて

基本情報

名称
浄福寺のしだれサクラ(じょうふくじのしだれさくら)
別称
遊女桜
樹種
江戸彼岸の枝垂桜
樹齢
推定210年 - 現地解説板より考慮。
樹形
幹周2.5m、樹高10m - 年 現地解説板。
指定
市天然記念物 - 昭和47年 旧小坂町指定。
見頃
例年4月中旬から4月下旬頃
夜桜
ライトアップなし
駐車場
無料駐車場あり
所在地
岐阜県下呂市小坂町小坂920(標高540m)
開花状況
最新の開花情報は各自治体へ問い合わせください。
開花状況
下呂市観光情報

概要

下呂市小坂町小坂の浄福寺境内には、一名「遊女桜」と呼ばれる市の天然記念物に指定されているシダレザクラの古木が立っている。 江戸時代、當山九世が梵鐘を造るために江戸に赴いた際、遊女らにも浄土真宗の教えを説いた。 享和三年(1803年)の春、江戸新吉原の妓楼、山城屋等によって梵鐘が寄進された。 このとき、遊女たちの希望によって、新吉原の桜の一株が、梵鐘と共に小坂へ運ばれ、鐘楼の傍らに植えられたといわれる。 下枝が地に届くほどの艶美な大桜で、「飛騨・美濃さくら三十三選」にも選ばれている名桜である。

撮影後記

 花枝が境内外の石垣まで垂れ下がって、まるで未来の桜姿を計算されたような場所に植えられています。 遊郭の遊女のような、艶めかしい程に美しいという表現がピッタリなサクラでした。 ライトアップはされていないようですが、日没後の薄明の刻にも撮影してみたかった一本であります。

更新履歴

2014年9月6日
初版をアップロードしました。

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