寿永の桜

平家落人伝説

島田市川根町笹間久野の久円寺境内に立つベニシダレザクラ。源平合戦の富士川の戦いで敗れた平清平が、落人となってこの地に移り住み、寿永二年(1182年)に久円寺を開いたとき植えられたサクラと伝わる。

寿永の桜

寿永の桜について

基本情報

呼称
寿永の桜(じゅえいのさくら)
別称
久円寺の寿永の桜、開基桜、源平桜、久円寺のしだれ桜
樹種
江戸彼岸の枝垂桜
樹齢
伝承700年 - 川根町巨樹の会。
樹形
幹周2.0m、樹高7.5m - 現地解説板。
指定
市天然記念物 - 昭和46年 旧川根町指定。
見頃
例年3月下旬から4月上旬頃
夜桜
ライトアップなし
駐車場
無料駐車場あり
所在地
静岡県島田市川根町笹間上久野(標高370m)
開花状況
交流センターささま

概要

島田市川根町笹間久野の久円寺境内に立つシダレザクラ。 樹齢は700年とも830年とも伝わり、島田市の天然記念物に指定されている。 源平合戦富士川の戦いで敗れた平清平が、落人となって笹間久野に移り住み、寿永二年(1182年)に久円寺を開いたときに植えられたもので、「寿永の桜」や「開基桜」ともいわれる。 また、一方の枝から別の色の花が咲く為、「源平桜」とも称せられる。 これまでに何度も枝を切り落とされた為、衰退してはいるが、樹木医の管理のおかげで、毎年鮮やかで小ぶりな花を咲かせる。

撮影後記

 この時期、SLと花見客でにぎわう家山の川根温泉から、笹間川をどんどん遡ったお茶畑に囲まれた山村集落にある一本桜です。 朝のお寺では、地元のおばあちゃんたちが元気に女子会(ゲートボール)していました。 みな90歳以上とかで、恐れ入りました。 前日から徹夜で撮影と移動していてお腹がすいていたので、お言葉に甘えて、焼芋やらおしるこを十分すぎるほどいただきました。 なにもお返しできませんでしたが、ありがとうございました。
 桜に関しては、伝承樹齢は700年とされていますが、幹を見た印象では、樹齢は300年以上といったところかもしれません。 ただ、開基桜伝承の800年以上昔に植えられた初代も、このひこばえかと思われる老桜に残っているのかもしれません。

更新履歴

2012年7月10日
初版をアップロードしました。
2013年12月31日
携帯電話・スマートフォン専用壁紙を休止しました。
2014年1月1日
一部の無料壁紙を会員限定の閲覧に制限しました。
2014年8月5日
登録カテゴリを中部から東海に移動しました。

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