さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
PHOTOGRAPH.PRO
スマホでも閲覧できるようになりました
さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
岐阜市岩田西の曹洞宗林陽寺に立つシダレザクラ。 樹勢は旺盛で樹齢は150年ほどである。 岐阜市の保存樹に指定されている。 毎年3月第4日曜日には「しだれ桜コンサート」が催され、宵になるとライトアップされた妖艶な夜桜が楽しめる。 八幡山林陽寺は、弘法大師の草創と伝わる。 その後、春日明神別当観音堂として、本村、丹羽左京亮の館外の鬼門守護として祠られていたが、久しく無住となり荒廃した。 1665年、宜公和尚が中興し、師父の信州松本全久院(松本城主 松平丹波守菩提寺)了然玄超を開山に迎え曹洞宗寺院となった。
岐阜市中心部から長良川を少し遡った場所にある名桜です。
この年は寒かったので開花が遅れ、四月になってもまだ見頃前で、しばらく間を開けて再訪しました。
まだ古桜というほどの樹齢ではありませんが、なかなか風格のある枝垂れ桜です。
樹齢は150年ほどということなので、寺の縁起から察すると、幕末の慶応元年(1865年)に、飛騨丹生川正宗寺より天洲和尚が入寺し、再中興されたときに植えられたものではないかと考えられます。
フェイスブックを開始しました。上のタブからどうぞ。