さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
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さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
名張市赤目町の赤目四十八滝の古刹 延寿院境内に立つ樹齢350年のシダレザクラ。 昭和2年、後藤新平男爵が「菩提桜」と命名した。 樹幹北側が朽腐し上部は枯損しいるが、樹勢は旺盛である。 昭和37年、市の天然記念物に指定された。 天台宗延寿院は、役行者開基と伝わる古刹で、1122年に河内の僧によって前身である「青黄竜寺」が創建された。 赤目渓谷は修験道の行場として、青黄竜寺は修験者の参集場となり、八坊伽藍を有し栄えたが、「天正伊賀の乱」で織田軍に焼かれ灰燼に帰した。 その後、江戸時代に藤堂家の祈願所となり伽藍が修復され、現在は、観音堂と不動院が残る。
赤目四十八滝の近くにある一本桜です。
周囲には温泉旅館などが建ち並び、幹も痛々しいので、撮影の自由度はあまり高くありません。
早朝に現地に到着したら、東側に山が迫っていたので、桜に太陽が当たるまで待ちぼうけをくらいました。
この年は、何度も南関東と東海地方を往復し、見ごろとなったというので遠地から来てみたら、既に展葉していました。
この年は全国的に開花期間が異様に短かかった印象があります。
結局、この年の桜旅で最も西で撮影した桜にもなりました。
この辺りは、東海地方というより、地勢的には近畿になるのでしょうか。
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