延寿院の菩提桜

赤目四十八滝の名桜

赤目四十八滝の古刹 延寿院境内に立つ樹齢350年のシダレザクラ。昭和2年、後藤新平男爵が「菩提桜」と命名した。樹幹北側が朽腐し上部は枯損しいるが、樹勢は旺盛である。昭和37年、市の天然記念物に指定された。

延寿院の菩提桜

延寿院の菩提桜について

基本情報

名称
延寿院の菩提桜(えんじゅいんのぼだいざくら)
樹種
江戸彼岸の枝垂桜
樹齢
350年 - 平成24年 現地説明板による。
樹形
樹高7.7m、胸高直径1.2m - 平成24年 現地説明板による。
指定
市天然記念物 - 昭和37年 名張市指定。
見頃
例年4月上旬から4月中旬頃
夜桜
ライトアップなし
駐車場
有料駐車場あり
所在地
三重県名張市赤目町長坂751

概要

名張市赤目町の赤目四十八滝の古刹 延寿院境内に立つ樹齢350年のシダレザクラ。 昭和2年、後藤新平男爵が「菩提桜」と命名した。 樹幹北側が朽腐し上部は枯損しいるが、樹勢は旺盛である。 昭和37年、市の天然記念物に指定された。 天台宗延寿院は、役行者開基と伝わる古刹で、1122年に河内の僧によって前身である「青黄竜寺」が創建された。 赤目渓谷は修験道の行場として、青黄竜寺は修験者の参集場となり、八坊伽藍を有し栄えたが、「天正伊賀の乱」で織田軍に焼かれ灰燼に帰した。 その後、江戸時代に藤堂家の祈願所となり伽藍が修復され、現在は、観音堂と不動院が残る。

撮影後記

 赤目四十八滝の近くにある一本桜です。 周囲には温泉旅館などが建ち並び、幹も痛々しいので、撮影の自由度はあまり高くありません。 早朝に現地に到着したら、東側に山が迫っていたので、桜に太陽が当たるまで待ちぼうけをくらいました。
 この年は、何度も南関東と東海地方を往復し、見ごろとなったというので遠地から来てみたら、既に展葉していました。 この年は全国的に開花期間が異様に短かかった印象があります。 結局、この年の桜旅で最も西で撮影した桜にもなりました。 この辺りは、東海地方というより、地勢的には近畿になるのでしょうか。

更新履歴

2012年7月6日
初版をアップロードしました。
2013年12月31日
携帯電話・スマートフォン専用壁紙を休止しました。
2014年1月1日
一部の無料壁紙を会員限定の閲覧に制限しました。
2014年8月5日
登録カテゴリを近畿から東海に移動しました。

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