さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
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さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
江南市の古刹 曼陀羅寺書院の裏庭「二河白道」に立っている推定樹齢250年~300年と伝えられるエドヒガンザクラ。 満開時の姿が気高き美しさを持つことから「弥陀桜」の愛称で親しまれている。 樹勢が減衰してきたため、平成5年に上部の幹を3メートルほど切断する治療が樹木医によって施された。 平成6年に市の天然記念物に指定された。 日輪山曼陀羅寺は、尾北地方における最も格式の高い西山浄土宗の霊場で、通称「飛保の曼陀羅寺」と称されている。 塔頭8か寺を擁す寺域は1,300坪を誇り、尾張徳川藩より寺領231石余りを給地されていた名残りをとどめる。 当地出身で徳島藩祖となった蜂須賀家政によって再興された正堂や書院は国の重要文化財に指定されている。
曼陀羅寺は桜よりも藤で有名な場所で、桜が散ると隣接した曼陀羅寺公園では「江南藤まつり」が開催され、他県からも大勢の花見客が押し寄せます。 今回は天気が悪かったときに、咲き具合やロケハンを珍しくしておきました。 それほどの名桜というわけではないのですがね。 それで、朝に撮影しないと逆光気味になりそうなので、朝から拝観受付をして撮影してきた次第です。 満開チョイ前の色抜けしていない絶好の状態で、実に美しいエドヒガンでしたね。 惜しむべきは、樹勢回復治療の影響で樹形が端正ではない点です。
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