さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
PHOTOGRAPH.PRO
スマホでも閲覧できるようになりました
さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
およそ千五百年前、尾張一宮の眞清田神社に生まれた男大迹王(おおとのみこ)は、皇位継承に絡み、乳母の尾並(おなみ)の子として根尾村に逃れ、その後に山県市葛原の森に隠れ住んだ。 尾並は乳の出が悪かったが、この森には三頭の不思議な岩石より湧き出る泉があり、その水を飲み祈願したところ、乳の出がよくなり皇子も無事生育された。 やがて皇子は京に召され、継体天皇となられたとこの地では伝わっている。 「眞清探当証」によれば、皇子がこの地を去る時に、尾張より運ばれた桜の苗木を3本植樹した。 それが根尾谷淡墨ザクラと左近の桜と、そしてこの「おなみ桜」で、根尾の淡墨桜と姉妹桜という由緒ある名桜である。 そして里人はこの森を「乳児の森」、そしてサクラを「尾並桜」といつしか呼ぶようになった。
淡墨桜のある根尾谷から峠を越えた場所に乳児の森があります。
越前にも継体天皇にまつわる名桜が残されていましたが、越前にもほど近いので継体伝説があるのも頷けます。
概要に記した伝承以外にも、今から400年前、薄墨桜の苗木5本を植樹したうちの一本という言い伝えも根尾村にはあります。
日曜日には「春のパンまつり」が開催されるそうで、公園内にチラシが貼ってありました。
おっぱいパンが名物のようで、どんなパンなのか気になるところです。
フェイスブックを開始しました。上のタブからどうぞ。