東山代の明星桜

九州最古の桜

樹齢800年以上、幹回り11.4mのエドヒガン。九州最古の桜と云われ、環境省によって「幹回り日本一」に認定されている。夜間、かがり火を焚いて眺めると、花びらが火に映え、「明星桜」と名付けられたと伝わる。

東山代の明星桜

東山代の明星桜について

撮影後記

 九州最古の桜だそうですが、数年前の写真に比べると、貫禄はなくなっていました。 それでも日中は、比較的多くの人が花見にやってきます。
 この一本桜は、宵の明星から、なんといっても宵に撮影しないと意味がないと思い、日が暮れるまで粘りました。 さすがに、桜保護のために篝火は焚かないようですが、夜桜観賞のライトアップはあります。 ただ、ご覧のような照明装置で、ここまで簡素なライトアップは、全国広しといえども、はじめてです。 どうしても、光源や電線が入ってしまうので、他に撮りようがありませんでした。 あえて、裸電球を明星にしているのでしょうか。

概要・歴史

樹齢800年以上、樹高13m、幹回り11.4m、枝張り東西21m 南北15mの江戸彼岸桜。 地面直上から幹周り2mの樹幹が4本に分岐し、一部空洞が見られる。 九州最古の桜と云われ、環境省の巨樹・巨木調査サクラの部において「幹回り日本一」に認定されている。 830年ほど前、京都の公家・浦内淡路守が、松浦党二代・源直(みなもとのなおす)の臣となり、東山代の脇野地区を開拓した折、望郷の念にかられ、都の壬生寺からサクラを持ち帰り植樹したとの伝承がある。 夜間、樹下にかがり火を焚いて眺めると、花びらが火に映え、明星の趣きがあるところから「明星桜」と名付けられたと伝わる。 見頃は、例年3月下旬から4月上旬頃。

所在地: 佐賀県 伊万里市東山代町浦川内

更新履歴

2010年12月30日
初版をアップロードしました。
2013年12月31日
携帯電話・スマートフォン専用壁紙を休止しました。
2014年1月1日
一部の無料壁紙を会員限定の閲覧に制限しました。

東山代の明星桜紀行のコメント

コメント欄

今日壬生寺へ行って満開の明星桜をみてきました。
そこにこの桜の由来が書かれていて、こちらのページを
見せて頂きました。
焚火の下で眺めると明星の趣があるという事から名付けられた明星桜の見事なお写真を有難うございます。

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