さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
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全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
大村市の玖島城本丸跡に鎮座する大村神社に植えられているヤエザクラ。 境内にあるサトザクラの栽培品種であるオオムラザクラ(国指定天然記念物)を発見した大村女子師範学校教官(後に長崎大学名誉教授)外山三郎は、境内のオオムラザクラとはタイプの異なった品種を境内の里桜のなかから発見し、昭和22年にクシマザクラと命名された。 外花と内花がある二段咲きが普通であるオオムラザクラに対して、約半数が二段咲きで、花径は4.5cmとやや大きく、花弁は40枚~50枚とやや少ない。 学術上価値の高いことから、昭和42年に県の天然記念物に指定された。
オオムラザクラの方は既にピーク過ぎで末枯れていましたが、クシマザクラの方はタイミングが合いました。 以前の指定木は2年前に根の病気などが原因で枯れてしまったため、大村公園内の養木場に植生している玖島桜のうち、元気で形も良い固体を選んで今春に移植されました。 指定木でない玖島桜は、大村公園の二重馬場などでも見ることができます。
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