さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
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全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
オオムラザクラはサトザクラの栽培品種で、大村市の大村神社で発見されたことから命名されているが、佐世保市上柚木町の西光寺にあるものが現存の古株としては国内最大である。 外花が咲きすぎる前に内花が咲く二段咲きが普通で、ガク片は10枚もあり、花弁は100枚~200枚に及ぶ大変珍しい品種である。 学術上極めて価値の高いことから、昭和46年に県の天然記念物に指定された。 江戸時代の西光寺は平戸藩の祈願所で、本樹は西光寺四世の1753年頃に平戸藩主から拝領され、御成りの間の庭園に植えられたという。 平戸市の亀岡神社に古木があったことが分かっており、平戸藩主から拝領されことを併せて、平戸が原産地と考えられている。
大村神社のオオムラザクラと同じく、ここも撮影時期を逃してしまいました。 護摩殿や観音堂に向かう石段の途中に立っていて、既に花が若芽に埋もれてしまっている状態でした。 実は平戸藩主から二本拝領されていて、もう一本は既に枯れ死してしまったそうです。
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