さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
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全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
「原城一揆まつり」が行われるそうですが、例年4月10日前後で、桜がほぼ終わった後になるようです。
これは、島原の乱での幕府軍総攻撃の4月11日から12日にあわせて行われているのでしょう。
撮影したときは、いまにも泣きそうな空で、誰一人いなく厳かな雰囲気の場所でした。
ここは賑やかなお花見公園といった雰囲気の場所ではないですよね。
最近の研究で、背水の陣(海に面した原城に立て篭もった)をした要因をローマ教皇から援軍を送るという内密があり、イエズス会と縁の深いポルトガルの援軍が来るまでの籠城する作戦であったという説があるそうです。
そういう眼で見ると、遠く海の方を見て手を合わせた天草四郎像も、希望を捨てずに援軍を待っているようにも見えてきます。
アーメン。
国指定史跡「原城跡」は桜の名所として知られている。 原城は、島原の乱終焉の地である。 城跡には、およそ150本のソメイヨシノがある。 例年、春にはぼんぼりが飾られ、「原城一揆まつり」が開催される。 殉難者を追悼するためにキャンドルの炎が並べられ、地域住民の手作りによる高さ15メートルの城が、幻の一夜城として出現する。 見頃は、例年3月下旬から4月上旬頃。
所在地: 長崎県 南島原市南有馬町乙
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