妙厳寺のお播き桜

麻蒔桜

仁多郡奥出雲町横田地域の鳥上地区にある妙厳寺に立っているエドヒガンザクラの古木。かつて麻の生産が盛んだったころ、この桜の開花が、麻(お)の種を蒔く目安になっていたことから、「お播き桜」と呼ばれている。

妙厳寺のお播き桜

妙厳寺のお播き桜について

基本情報

呼称
妙厳寺のおまきサクラ(みょうげんじのおまきさくら)
別称
妙厳寺のお播き桜
樹種
江戸彼岸桜
樹齢
推定200年~299年 - 平成3年 環境庁調査報告書。
樹形
幹周3.48m、樹高20m、枝張18m - 平成3年 環境庁調査報告書。
見頃
例年4月上旬から4月中旬頃
夜桜
ライトアップあり
駐車場
専用駐車場なし - 付近に駐車スペースあり。
所在地
島根県仁多郡奥出雲町大呂1163(標高400m)
開花状況
最新の開花情報は各自治体へ問い合わせください。

概要

仁多郡奥出雲町横田地域の鳥上地区にある妙厳寺に立っているエドヒガンザクラの古木。 幹周3.48mの奥出雲随一の大桜である。 かつて麻の生産が盛んだったころ、麻を緒に使うことから麻のことを「お」と言っていた。 この桜の開花が、麻(お)の種を蒔く目安になっていたことから、「お播き桜」と呼ばれている。 臨済宗妙厳寺は天文年間(1532年~1554年)に南華和尚が創建した雲龍山覚融寺末で、開山は天海運宗と伝わる。 南華和尚は三沢の妙巌寺(現在の蔭凉寺)に住んでいた。

撮影後記

 全国的に稲作の「種蒔き桜」のネーミングはポピュラーですが、麻の「おまき桜」は数少ないパターン。 今までにアップしたなかでは、兵庫県豊岡市竹野町の「㯮椒神社のおまき桜」なんかがあります。
 このお寺にはワンちゃんがいたのですが、毎度の如く不審者扱いで吠えられ続けて撮らなくちゃいけないのかと思っていたら、まったく吠えない。 行ったり来たりして、愛着わく犬でしたね。

更新履歴

2015年8月5日
初版をアップロードしました。

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