さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
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さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
浜田市三隅町にある国指定天然記念物の山陰を代表する名桜である。 推定樹齢660年、幹囲6.3m、樹高17.0m、枝張東西24.0m、南北29.9mで、昭和10年の指定時には幹枝が11本あったが、山火事、台風などで被災したため、現在は4本が残っている。 所有者である大平富太郎氏の祖先が、馬を繋ぐため植えられたと伝えられ、屋号及び小字が「大平」なことからので、「三隅大平桜」と命名された。 樹種はエドヒガンとヤマザクラの自然交配した雑種で、「大平桜」(Prunus Ohiraensis Miyoshi)として分類され、母種の性質を併せ持っている。 開花期間には「大平桜まつり」が開催され、県内外から多くの花見客が訪れる。
樹種は「大平桜」となっていますが、いわゆるエドヒガン×ヤマザクラの種間雑種です。
この自然交配してできたタイプの古株は、他に埼玉県北本市の「石戸蒲ザクラ」(国指定)や奈良県宇陀市の「佛隆寺の千年桜」(県指定)などが全国にはあります。
前者は「蒲桜」、後者は「望月桜」と、こちらも独特の樹種名がついています。
撮影に関しては、花芽が少なかったので、花芽の多い年に再訪したいものです。
ヤマザクラは年によって当たり外れがあまりないのですが、エドヒガンやソメイヨシノは、昨年(2014年)のような当たり年に優先して撮影すべきでしたね。
あと、三隅町の海老谷桜も倒壊前に撮っておくべきでした。
ライトアップされた夜の桜が最高です。
絵に描いてみたいのですが、いいですか?
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花に見えるのは新芽です。あしからず。