井戸鍾乳穴神社のサクラ

名称

井戸鍾乳穴神社のサクラ（いどかなちあなじんじゃのさくら）

樹種

江戸彼岸桜

指定

市天然記念物 - 昭和52年 旧北房町指定。

見頃

例年4月上旬頃

夜桜

ライトアップなし

駐車場

専用駐車場なし

所在地

岡山県真庭市上水田8425（標高380m）

開花状況

最新の開花情報は各自治体へ問い合わせください。

真庭市北房町の上水田に鎮座する井戸鍾乳穴神社にあるエドヒガンザクラの古木である。 参道入口に自立し、上部の大枝は枯損しているが、そこから傍芽した側枝が伸びて樹勢は旺盛である。 旧北房町随一の大桜であり、市の天然記念物に指定されている。 井戸鐘乳穴神社は江戸時代は「岩山大明神」と称していた 。 付近に「杓の手」と呼ばれる井戸と、「備中鐘乳穴」と呼ばれる鍾乳洞があることから、明治元年に現在の社名に改められた。

　以前に真庭市の醍醐桜、岩井畝の大桜、桜本寺の大桜を巡った際には、このサクラの存在を知りませんでした。 そんな訳で、この年はこの一本だけに標準を合わせて、日の出前からスタンバイしました。 まぁ、周囲に障害物がありすぎで、朝一から気合を入れて撮るようなサクラでもなかったのですがね。
　なお社柱に「式内」と刻まれていましたが、備中国英賀郡にあった式内社の井戸鐘乳穴神社に比定できるかは不明です。

2015年8月5日

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