さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
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さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
明治39年、出雲街道の宿場町として栄えた真庭郡新庄村の街道沿いに、日露戦争での戦勝記念としてソメイヨシノが植樹された。 道の両側5.5mおきに137本(現在133本)の桜が咲き揃う光景は素晴らしく、「がいせん桜通り」と呼ばれるようになった。 松江藩主の松平候が参勤交代の折に利用した本陣跡の旅籠や、脇本陣の邸内を改装した茶屋など、歴史的建造物が建ち並んでいる。 通りの両側に水路が流れ、そのやさしい音色は「日本の音風景100選」「日本のかおり風景100選」にも選ばれている。 さらに新庄川右岸にはシダレザクラが、右岸には芝桜が植樹され、それぞれ「しだれ桜通り」「芝桜通り」と呼ばれている。 4月中旬の日曜日には「がいせん桜まつり」が開催され、傘踊り、民謡などの郷土芸能が披露され、花見客で賑わいを見せる。
この年の桜旅では名桜ばかり追っかけていたので、久しぶりの花見名所でした。 明治39年(1906年)植樹ということは、今年で凡そ樹齢110年ということ。 ソメイヨシノとしては国内でも最古参の桜並木ですね。 樹勢も衰退気味でしたが、この歴史ある桜並木を入れ替えなどをして、次代に引き継いでいってもらいたいものです。
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