さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
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さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
庄原市東城町千鳥の別尺地内の田園の草地に自立しているヤマザクラで、「東城三本さくら」のひとつ。 根回り周囲6.7m、胸高幹囲4.6mの主幹は、地上2mで東支幹(根元幹囲2.51m)と西支幹に分かれ、西支幹はさらに1m上で2岐(根元幹囲2.50m、1.57m)する。 胸高幹囲4.5mを越える広島県下第一位の山桜の巨樹でありながら、主幹が空洞化していない老大木は珍しく、県の天然記念物に指定されている。 根元には荒神を祀った小祠が安置され、地域住民の荒神信仰や地域行事を行う共有地に、神木として植えられたものではないかと考えられている。
この年の桜旅でメインディッシュ的な名桜と位置付けていたので、未開時期のロケハンも併せて、四日間お付き合いさせてもらいました。 小奴可の要害桜、森湯谷のエドヒガンと共に、旧東城町の「東城の三本さくら」のひとつで、花見時期は三本のなかで最も遅れます。 中国地方でも千鳥別尺よりも遅く見頃を迎える名桜も存在しますが、まぁ中国地方ではラスボス的名桜といっていいでしょう。 また、名桜の宝庫である東北や信州と開花時期がダブルので、東日本の花追人にとっては、なかなか足が向かない一本でもありますね。
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