千鳥別尺のヤマザクラ

県下一の山桜

庄原市東城町千鳥の別尺地内の田園に自立しているヤマザクラで、「東城の三本桜」のひとつ。幹囲4.6mの広島県下第一位の山桜でありながら、主幹が空洞化していない老大木は珍しく、県の天然記念物に指定されている。

千鳥別尺のヤマザクラ

千鳥別尺のヤマザクラについて

基本情報

名称
千鳥別尺のヤマザクラ(ちどりべっしゃくのやまざくら)
樹種
山桜
樹齢
推定400年 - 広島県観光サイト。
樹形
根周6.7m、幹周4.6m、樹高27m、枝張22.2m - 平成18年 現地解説板。
指定
県天然記念物 - 平成6年 広島県指定。
見頃
例年4月下旬頃
夜桜
ライトアップあり
駐車場
無料駐車場あり
所在地
広島県庄原市東城町千鳥別尺439-2 (標高650m)
開花状況
最新の開花情報は各自治体へ問い合わせください。
開花状況
小奴可の里自治振興区

概要

庄原市東城町千鳥の別尺地内の田園の草地に自立しているヤマザクラで、「東城三本さくら」のひとつ。 根回り周囲6.7m、胸高幹囲4.6mの主幹は、地上2mで東支幹(根元幹囲2.51m)と西支幹に分かれ、西支幹はさらに1m上で2岐(根元幹囲2.50m、1.57m)する。 胸高幹囲4.5mを越える広島県下第一位の山桜の巨樹でありながら、主幹が空洞化していない老大木は珍しく、県の天然記念物に指定されている。 根元には荒神を祀った小祠が安置され、地域住民の荒神信仰や地域行事を行う共有地に、神木として植えられたものではないかと考えられている。

撮影後記

 この年の桜旅でメインディッシュ的な名桜と位置付けていたので、未開時期のロケハンも併せて、四日間お付き合いさせてもらいました。 小奴可の要害桜、森湯谷のエドヒガンと共に、旧東城町の「東城の三本さくら」のひとつで、花見時期は三本のなかで最も遅れます。 中国地方でも千鳥別尺よりも遅く見頃を迎える名桜も存在しますが、まぁ中国地方ではラスボス的名桜といっていいでしょう。 また、名桜の宝庫である東北や信州と開花時期がダブルので、東日本の花追人にとっては、なかなか足が向かない一本でもありますね。

更新履歴

2015年8月5日
初版をアップロードしました。

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