さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
PHOTOGRAPH.PRO
スマホでも閲覧できるようになりました
さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
真庭市蒜山東茅部の黒岩集落の佐子家墓地に立っているヤマザクラ。 根周9.3m、幹周7.3mの中国地方第一位を誇る巨桜で、県の天然記念物に指定されている。 推定樹齢は700年といわれ、永禄九年(1566年)、月山冨田城落城での尼子氏滅亡の折、家臣で佐子衛門なる落武者が樹下で剣技を練り、打ち込んだ木刀によって幹が裂け、七枝に分かれたという伝説が佐子家に伝わる。 現在ではその大枝も数本枯損し、うち1枝は南横に長く伸びている。
同じ真庭市の醍醐桜や、島根県浜田市の三隅大平桜に比べても知名度こそありませんが、あの人気名桜たちよりも太い中国地方最大の株です。 ひるぜん高原に位置しているため開花は遅く、津山市の尾所の桜よりも遅れて岡山県屈指の遅咲き名桜でもあります。 ちなみに指定木の隣にもう一本の山桜が自立していますが、時間差があるようで、若木の方が開花は遅れます。
フェイスブックを開始しました。上のタブからどうぞ。