さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
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さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
根室市の根室合同庁舎の庭には、根室での桜開花の標本木となるチシマザクラが植生している。 昭和35年から平成22年までは、気象庁根室測候所によって開花宣言が発表されていた。 毎年、日本で最も遅い開花宣言が発表され、桜前線の終着地として知られる。 現在、「根室特別地域気象観測所」 と名称を変え、自動観測データが気象庁に送られる事になり測候所は廃止されたが、根室市と観光協会が引き継いで「開花宣言」と「満開宣言」を発表している。
市内の桜名所である「清隆寺」のチシマザクラの開花状況を発信していた観光協会さんが、平成23年からはこの旧測候所の千島桜も発信してくれることとなりました。
例年、稚内や釧路と、どこが一番遅いかで、変なライバル意識があるのも面白いところです。
ちなみに、あくまで標本木の開花宣言であって、ここより桜前線がずっと遅く到達する地域はたくさんあります。
参考までに旧測候所のデータベースから。
開花宣言が最も早かったのは2002年の5月8日で、遅いのは1984年の5月30日。
3週間ほどの開きがあります。
開花宣言平年値は5月20日(新平年値5月18日)で、満開宣言平年値は5月25日(新平年値5月24日)となります。
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