さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
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さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
紋別郡遠軽町旧白滝の牧草地に植生している一本のエゾヤマザクラ。 もとは付近の屋敷地に立っており、旧白滝村の名木として村人の花見の木として親しまれていた。 しかし高規格道路・旭川紋別自動車道(白滝丸瀬布道路)の予定線上に位置していたため、伐採されようとしたが、枝張が大きく、樹勢が良好で、余命が十分と診られたため、平成19年に現在地の草地に移植された。
樹木の移植は樹液のめぐりが緩い休眠期に行うのが良いようで、移植作業は厳冬期の2月に行われました。
専門家のレポートを読むと、北国ならではの「凍土方式」という移植方法が採用されています。
まず、大きい根鉢を掘り起し、水を注いで根鉢ごとカチンコチンに凍らせ(移植当日の最低気温は-24℃)ます。
そして、重機で新たな移植先の穴に運び収め、春まで眠らせます。
気温が上がってくると根鉢が自然解凍するので、樹液がめぐって開花します。
こうして根と土壌を固定して移植すると、土壌の微生物群も同時に移植されるので良いそうです。
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