さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
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さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
標高288mの深山峠展望台から上富良野側に2kmほど下った場所に、「深山峠さくら園」がある。 一帯には数多くのエゾヤマザクラが植樹されており、丘陵地帯の向こうには十勝岳連峰の美しい山並みが連なる。 上富良野開基70周年にあたる昭和41年、西野目喜太郎氏が風光明媚な深山峠の土地を購入し、春は花見、秋は紅葉狩など町民憩いの場とするため、蝦夷山桜を中心に樹木を植え、町に寄贈したのが起源となっている。 平成21年には、開発局が国道237号線沿いに駐車帯を造成し、新たな桜名所として広く知られるようになってきた。
国道237号沿いにあるですが、大部分の観光客がスルーしてしまう、もったいないお花見名所です。
数年前に駐車場が整備され、十勝岳連峰などの眺望が利くように樹木が伐採されたので、徐々に知れ渡って新たな名所となるでしょう。
サクラを植樹したという西野目喜太郎という人について調べましたので略記。
西野目家は代々士族で、群馬県の出身。
獣医官として旭川騎兵第七連隊に応召され、中国に出征されました。
戦後は実業家に転身して、層雲峡の「ホテル大雪」を創業しています。
この地に土地を譲り受けて、桜を植樹して町に寄贈したのは、喜太郎氏の五人の子供を育ててくれた町へのお礼という趣意によるものだったそうです。
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