さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
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さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
標津郡中標津町の旧俣落小中学校に自立しているエゾヤマザクラ。 俣落地区は大正5年に入植が始まり、大正8年に仮校舎を建設した際に、宮田松五郎氏によって記念樹として植樹された。 大正11年、海陽附属俣落特別教授場として正式に認可され、昭和4年には尋常小学校に昇格し、昭和21年に新制中学校も併設された。 しかしながら生徒数の減少に伴い、平成18年に先んじて中学校が閉校し、平成25年3月の第90回卒業式をもって幕を閉じた。 学舎と共に生きてきたシンボルの桜は、今も色濃い紅色の花を咲かせる。
卒業生908人と先生方の想い出の詰まったサクラ。 静まりかえった旧校庭で独り、朝陽に煌く桜と対峙していると、桜の下で花見給食をしている児童と先生の笑い声が聞こえてくるようです。 道東入りしてからというもの、廃校に咲くサクラを数多く追いかけてきたので、どうしても切なくなってきます。
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