さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
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さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
根室市歯舞の水見宅に植生しているチシマザクラのうちの一本には、花弁が6枚から7枚に見えるような花弁化した花冠が稀に出現する。 一般的に千島桜は白色から淡紅色の花弁ではあるが、この個体の花弁は紅色である。 平成17年、後世に残していきたい「地域に埋もれているさくら」と「地域の財産として育てていきたい」を募集し、「後世に残したいさくら」として認定された名桜である。 さらに、この花弁化した固体は、満開となるのが例年6月上旬頃と極めて遅く、「日本一遅咲きの名桜」と云えよう。
平成17年に根室振興局林務課の「後世に残したいさくら」の認定をうけた20箇所のうちのひとつです。
同歯舞地区にある花びらを6枚付けるサクラがある長山宅ミニ公園よりも、蕾が多く残っていたため、「日本一遅咲き名桜」というサブタイトルにしました。
ここより遅く咲くチシマザクラもありますが、私が知る限りの名桜においては、ここより遅い名桜は知りません。
お邪魔したとき、ちょうど所有者の方が庭いじりをされていたので、お話を聞くことができました。
以前はもう少し大木で、所有者の105歳の母親が50歳の頃には、既にこの場所に生育していたとか云っていました。
いつまでもお元気で。
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