さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
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さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
黒部市宇奈月町浦山の鶏野神社境内に立つエドヒガンで、市の天然記念物に指定されている。 越中国司であった大伴家持が、領内巡視の折にこの地で夜を明かし、「鶏の音も 聞こえぬ里に 夜もすがら 月よりほかに 訪う人もなし」と詠み、植えられたものと伝わる。 かつては幹周7メートル、樹高20メートルの巨樹であったといわれるが、昭和7年9月の台風で倒木し、現在はそのひこばえが成長している。
ネーミングがなかなか風流な一本桜ですね。 夜明け前、北アルプスから昇る有明の月と共に狙ってみても、風流かもしれません。 大伴家持がこの社で夜を明かし、翌朝早く羽音とともに鶏の鳴き声が聞こえてきたことから鶏野神社との縁起が石碑に陰刻されていました。 ちなみに、「月」がある宇奈月の語源は、首を前後に振る「うなずく」からというのが有力とか。
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