さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
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さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
岩船郡関川村小見の平田家敷地に立っているヤマザクラとエドヒガンの種間雑種と考えられる巨樹で、大阪市在住の平田氏の所有である。 平田氏の祖内匠(たくみ)は、元和五年(1619年)頃に米沢藩を離れ、父が関ヶ原の役出羽合戦の際に進駐した古小見(現在の平内新)に定住し、平内新田を開発した。 元禄年間に災害に遭い、元禄六年(1639年)に現在地に集落あげて移転したという。 このサクラは移転時に既に生育していたものと考えられている。 樹齢は400年以上と推定される古木であり、村の天然記念物に指定されている。 武家出身の平田家は、武士道の精華として代々サクラを手厚く保護してきたのである。
撮影時から今までエドヒガンかと思っていたのですが、解説板を読んでみるとヤマザクラ系と書かれていました。 なるほど、樹幹の皮目や根元から無数に傍芽した小枝など山桜らしいです。 花のアップを撮影しなかったので確信は持てませんが、いわゆるヤマザクラとエドヒガンの種間雑種タイプなのではないでしょうか。
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