さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
PHOTOGRAPH.PRO
スマホでも閲覧できるようになりました
さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
糸魚川市砂場の善正寺旧地に立つ樹齢200年以上のシダレザクラ。 背後には、頸城三山の新潟焼山(2,400mの活火山)をはじめとする2,000m級の頸城山塊(妙高山群)の雪山が聳える。 豪雪地のため枝張りこそないが、雪の多い県下にあって稀れな巨樹であり、市の天然記念物に指定されている。 真宗大谷派善正寺は、1234年(文暦元年)開創の古刹。 元禄年間に再建された堂宇は、文化財的に大変貴重なものであったが、長年の風雪による老朽化、及び過疎の問題で、平成5年に現在の大和川の地に移転再建された。
妙高山群の雪形の峰々を背景に、まだ根雪の残る大地に凛と立つ一本桜。
全国のそれほど知られていない名桜を巡っていると、時としてこういう出会いがあることも醍醐味です。
ただ、御覧のように残念ながら時すでに遅しといったところでした。
雪代の田圃に映したり、いろいろな切り口から撮影できそうなサクラで、満開の時に、もう一度リベンジしたい一本桜であります。
気になるのは、湿ったドカ雪が降ったのか、周囲の竹が尽く折れ曲がっていました。
今度撮影する年には、そうなっていないことを願いたいものです。
フェイスブックを開始しました。上のタブからどうぞ。