さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
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さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
胎内市乙(きのと)にある乙宝寺(おっぽうじ)大日堂前に立つサクラ。 花梗(花柄)が5~6cmと長い珍しい八重桜で、キノトザクラ(乙桜)と呼ばれる。 提灯のように吊り下がり大輪の花を咲かせることから「大提灯ざくら」とも称される。 胎内市の天然記念物に指定されている。 真言宗乙寶寺は天平八年(736年)創建と伝わり、「今昔物語」「古今著聞集」などにも記載がある県下屈指の古刹。 乙寺(きのとでら)、猿供養寺とも呼ばれる。 境内には国重要文化財である三重塔が建っている。
胎内市は、秋田山県遠征時に日本海東北道の北限だった中条インター(現在はもっと北に延伸)をよく利用していたので、私にとっては自宅への玄関口といったところでしょうか。
日東道に入ると、東北への旅が終わったと感じます。
その胎内市にある古刹 乙宝寺は、新潟県屈指の古刹で、昭和12年に火災で焼失するまでは、旧国宝の木造大日如来坐像、木造阿弥陀如来坐像、木造薬師如来坐像を所蔵していました。
現在も、木造の三重塔(重文)をはじめ、七堂伽藍を兼備する大寺です。
きのとざくらに関しては、電話で問い合わせして山形から駆けつけましたが、残念ながら大方散って徒労に終わりました。 お寺の方は、境内のキノトザクラが満開と云っていたのでしょう。
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