さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
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さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
輪島市里町の菖蒲田家裏山の山林内に自立しているヤマザクラで、市の天然記念物に指定されている。 幹周は4.7メートルに及び、この種では石川県第一位の巨樹である。 100年程前に伐り倒されたが、株は大きすぎて伐ることができなかったため、直幹がなくて地上3メートル付近で枝分かれしている。 杉やアテ林に囲まれた樹下一帯には、無数の石仏が集在し、真言宗の墓地になっている。 この一帯を六郎谷といって、木地師が住んでいたといわれる。
菖蒲田家の裏山にあって、道路から確認できないので分かりづらい一本桜です。
一帯はショウブの自生地であったそうです。
残念ながら一日遅かったようで、盛んに白花が強風に流されていました。
現地の解説板によれば、今から100年ほど前に主幹を伐り倒したとのこと。
信仰対象となっているサクラを、薪や建材用に伐採するのでしょうか?
樹下の古びた石仏群は、その後の時代に、ここに集められたものかもしれません。
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