さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
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さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
輪島市石休場の安町の県道1号線脇に自立している名桜。 このサクラは、京都平野神社に原木がある「手弱女(たおやめ)」で、明治時代から記録があるサトザクラの栽培品種である。 花弁数8~15枚のしわがある大きな花弁で、紅紫色の若芽が花よりやや遅れて伸びる。 もとは照福寺の旧参道上り口付近に立っており、今から50年程前に県道工事の支障となり、地元住民が上部を跳ねた樹齢20年程の1mの切株を現在地に移植したものである。 照福寺に隣接して住む中江家(鎌倉時代に輪島の大屋荘の地頭であった長谷部信連の隋士であった旧家)先祖が、京都の伏見稲荷詣でに赴いた際に、京都から苗木を持ち帰ったものが、この能登の地に根付いたものと考えられている。
これは全国的にも珍しい絵になるサトザクラの巨桜ですね。
幹線道路のすぐ脇に立っているため、輪島や穴水の道行くドライバーの衆目を集めています。
その割には知名度が低いようで、ネット上での開花状況もわからぬまま、とりあえずロケハンのつもりで訪ねてみました。
石休場安町の読み方は不明。
普通に読めば「いしやすみばやす(あん)まち」でしょうが、地元では「いさすば」という読み方もあるそうです。
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