さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
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さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
鳳珠郡能登町北河内の上河内集落の天野家庭先に立っている推定樹齢500年のエドヒガンザクラ。 鉢伏山の懐にある上河内は、能登の木地師が活躍し、「天狗椀」と呼ばれる古代椀を生産していた。 木地師たちは、職祖・惟喬親王(844~897)を敬い、閑居した近江の小椋郷(滋賀県東近江市)への参拝奉仕を恒例としていた。 この桜樹は、木地師が彼の地より苗木を持ち帰ったとの伝承がある。 エドヒガンとしては県下一の巨樹で、天狗椀の歴史を語る貴重な文化財であることから、町の天然記念物に指定されている。
奥能登にある知る人ぞ知る秘境のサクラ。 そんなイメージでいたら、道中には「御所桜」と書かれたピンクの幟が無数に立って、観桜人が立ち替わりやってきました。 昨日の新聞に掲載されたそうで、それを読んだ人が金沢の方からはるばるやってくるようでした。 所有者の方はお亡くなりになられたそうですが、地域の方がPRと大切に保護しているようで、なによりです。
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