さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
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さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
羽咋郡宝達志水町所司原の浄土真宗善正寺には、推定樹齢400年~500年のヤマザクラ系キクザクラが自立し、県の天然記念物に指定されている。 ゼンショウジキクザクラの原木。 幹周4.2メートルは、国内に見られる菊桜では最大の株と思われる。 二段咲きが普通で、がく筒は反巻して外輪花として展開し、隆起花托とこれに着生する内輪花葉群を伸長することは、ヒウチダニキクザクラやライコウジキクザクラと類似している。 蕾は紅色で、開くに従い外輪の花冠から淡紅色になり、全開するとほとんど淡白となる。 花径はケタノシロキクザクラの平均2.5cmに比し、3.6~4.0cmと大きい。 花員(花葉員数)は150枚~300枚(花弁130枚~250枚、雄ずい90枚~40枚、雌ずい1枚~5枚、葉化した雌ずい2枚~8枚)あり、一段咲きの花では稀に結実する。
これは凄い一本でした。
単なるヤマザクラではないところが凄い。
残念ながらスケジュールの都合で満開時に訪問できなかったので、全景を写せませんでした。
今後絶対に再訪したい場所です。
ちなみに八重桜と菊桜の違いは、その花葉員数の差。
菊桜では50枚以上はあり、稀に650枚という個体もあります。一方、八重桜では普通50枚以下となります。
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