知床峠

日本一開通期間が短い国道

斜里と羅臼を結ぶ知床横断道路の峠で、羅臼岳と国後島を望むことができる。標高は738mだが、本州中部の3,000m帯と同程度の自然環境である。半年が積雪のため閉鎖され、日本一開通期間が短い国道として知られる。

知床峠

知床峠について

撮影後記

 知床峠の頂上付近で車中泊したことがありますが、とにかく寒いの一言です。 知床にやって来るまえ、本州では残暑でカーエアコンを使用していたのに、峠では夜間に雪が降ってきました。 日本は広いなと感じました。 ただ、手が届きそうなくらいの満天の星には、心が洗われましたね。
 知床峠は、冬季通行止めになってしまう国道です。 これが困ったもので、冬季は流氷を撮影するため、羅臼とウトロを行き来します。 この峠が通れないとなると、150キロくらい大回りをしなければいけません。 しかも、迂回路の根北峠は、夜間除雪していない場合が多々あったので峠越えに時間と神経を使い疲れます。

概要・歴史

斜里町ウトロと羅臼町湯ノ沢を結ぶ一般国道334号(知床横断道路)の峠で、最高地点は標高738m。 一年のうち半分が積雪のため閉鎖され、日本一開通期間が短い国道として知られる。 標高によって見られる植物が変化し、最高地点では、本州中部の標高3000メートル帯と同程度の自然環境でハイマツ帯が広がる。 日本百名山の一つ羅臼岳と、北方四島の国後島を望むことができ、知床八景の一つとされている。 昭和38年に開発市町村道ウトロ羅臼線として指定され、昭和47年に一般道道に、次いで昭和50年、国道に昇格した。  羅臼側は急峻な地形の山岳地帯のため、気象変化が激しく、工事は難航を極めた。 そして、指定されて以来18年間を要し、昭和55年に全線開通した。

所在地: 北海道 目梨郡羅臼町・斜里郡斜里町

更新履歴

2010年10月20日
初版をアップロードしました。
2013年12月31日
携帯電話・スマートフォン専用壁紙を休止しました。
2014年1月1日
一部の無料壁紙を会員限定の閲覧に制限しました。

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