層雲峡

24kmに及ぶ断崖絶壁

長さ24kmに及ぶ柱状節理の断崖絶壁が続く峡谷。3万年前に大雪火山の大規模噴火があり、大量の火砕流が堆積し台地を形成し、石狩川が長い時間をかけ浸食し生まれた。峡谷の両岸には、幾筋もの滝が流れ落ちる。

層雲峡

層雲峡について

撮影後記

 ヨーロッパアルプスの氷河地形のU字谷を彷彿とさせる場所ですね、ここは。 層雲峡は火山による地形という違いはありますが。 氷河といえば、冬に氷瀑まつりが行われ、氷の洞窟内に入れます。 氷は透明ですよね。 ですが、氷瀑になると青く見えるから不思議です。 ただ、アルプスで氷河の洞窟なるものに入ったことがありますが、人工的に造った氷では、彩度と色相の美しさが劣るようでした。 それでも、とても美しかったですよ。
 なお、上川の方から石北峠や三国峠に向かう場合は、スピードと追い越しには注意してください。 登りの直線のところで、見えないように警察がよく張っていました。 特に、道外からの行楽客の方は。 行楽シーズン、レンタカー運転中、免停になったらシャレになりませんから。 聞くところによると、よくあるそうです。 長い直線道路は、ついついスピードを出してしまいますが、長い直線道路こそ要注意です。 あと、北海道のドライバーさんは親切なので、対向車がヘッドライトでそれとなく知らせてくれるのも覚えといて損はないかと。

概要・歴史

石狩川が表大雪の東側を抜けるところにある長さ24キロメートルに及ぶ深い峡谷である。 3万年前に大雪火山の大規模噴火があり、大量の火砕流が東側に流出堆積し台地を形成した。 この台地を石狩川が長い時間をかけ浸食し生まれたものである。 アイヌ語でソウウンベツ(滝の多い川の意)から、大町桂月が大正10年に層雲峡と命名した。 峡谷の両岸には、溶結凝灰岩の柱状節理が連続し、流星・銀河の滝などの幾筋もの滝が流れ落ちる。 また、上流には大函・小函という高さ200m前後の柱状節理の断崖があり、間近に見ることができる。

所在地: 北海道 上川郡上川町

更新履歴

2010年10月14日
初版をアップロードしました。
2013年12月31日
携帯電話・スマートフォン専用壁紙を休止しました。
2014年1月1日
一部の無料壁紙を会員限定の閲覧に制限しました。

層雲峡紀行のコメント

コメントを書く

お名前 ※
ホームページ
コメント本文 ※
認証キー ※ (半角)
Captcha Code

フェイスブックを開始しました。上のタブからどうぞ。

おすすめギャラリー

美瑛・富良野
さくら

さくら紀行

作品追加中
京都

京都紀行

作品追加中
鎌倉

鎌倉紀行

作品追加中