日本温泉紀行
この季節特集は現在準備中です
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数条の湯の川が流れ、湯けむりと硫黄臭が漂い、温泉気分がグッと盛り上がる名湯で、道東方面に来た時は必ず立ち寄ります。
温泉街のいろいろなホテル旅館の内湯に入浴し、もうかれこれ、30回以上は入浴したでしょうか。
ここが気に入っているのは、強酸性であること。
温泉に入れた五寸釘が一週間で融けてしまうそうで、身体にわずかな切り傷があっても、しみます。
私の場合、冬場、一日中長靴を履いて歩いていることが多いので、足の又が蒸れ、夏場より水虫になりやすいのです。
ですので、川湯温泉に数日通うと、皮膚病なんてすぐに完治してしまいます。
さらに、気に入っているポイントとして、川湯観光ホテルさんの立ち寄り湯をいつも利用しているのですが、ここは、私の大好きな「ぬる湯」があります。
比較的空いているので、「ぬる湯」に長めに浸かると、一日の疲れもとれます。
ただ、毎回、撮影が終わって、暗くなってから到着するので、川湯温泉自体をほとんど撮影したことがないんですよ。
川湯の名は、アイヌ語の「セセキ(熱い)ペツ(川)」を意訳し、「湯ノ川」としたものであるが、函館に「湯ノ川温泉」があり、語順を入れ替え「川湯温泉」としたという。 湯量が豊富であり、硫化水素泉と硫黄泉の強酸性泉で循環機器に不適なため全ての施設が掛け流しで、温泉街のなかを数条の湯の川が流れている。 温泉街周辺には、環境省の川湯エコミュージアムセンターや、この地で少年時代を過ごした元横綱の大鵬幸喜に関する資料館の弟子屈町川湯相撲記念館などがある。 明治19年、温泉宿が設立された記録があるが、硫黄山で働く人夫の賭博場と化し閉鎖を余儀なくされる。 明治37年、新潟県出身の浅野清次が小さな湯治宿を開業した。 これが現在の川湯温泉のおこりとされる。 昭和になると、自動車通行可能な道路や、釧網本線が開通したために、湯治客は激増した。 さらに、映画「君の名は」で屈斜路湖周辺が撮影地となったことから、当地を訪れる観光客が激増し、温泉街は急速に発展した。
所在地: 北海道 川上郡弟子屈町川湯温泉
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