知床国立公園

世界自然遺産

日本で3つの世界自然遺産のひとつ。半島中央部は千島火山帯が貫き手付かずの原生林に覆われている。冬季のオホーツク海は流氷で埋め尽くされる。ヒグマやゴマフアザラシ、オオワシやオジロワシなどが生息している。

知床国立公園

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知床

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知床国立公園について

撮影後記

 ここは、流氷に始まり流氷に終わるといったところです。 流氷というのは、プカプカ同じ場所に漂っているわけではなく、風向きによって生き物のように移動しています。 また細胞分裂やアポトーシスのように、分裂して粉々になり消滅します。 これがなかなか厄介で、写真を撮る場合、たとえ流氷が接岸しても流氷の密度と規模の他、気象条件も絡んでくるので大変です。 それに加え、午前は羅臼側が光線状態がよく、午後は斜里側がよくなります。 冬季は知床峠が閉鎖されているので、羅臼と斜里のウトロの移動が170キロぐらいの距離になります。 羅臼側から流氷の接岸具合を聞き、いざ斜里側へ行ったら、沖に流されていたり、密度が高すぎたり低すぎたりということがほとんどです。 たとえ、ちょうどよい密度でも、夕方になり雲に覆われてしまったりします。 そういった諸々で、いまだ満足な写真が撮れていません。 知床は最も時間を割いた国立公園であり、結果を残せていない国立公園でもあります。

歴史・概要

屋久島、白神山地とならび3つの世界自然遺産のひとつ。 半島中央部は、千島火山帯が貫き、海岸線は荒く海に削られた地域である。 ほぼ手付かずの原生林に覆われており、冬季のオホーツク海は流氷で埋め尽くされる。 ヒグマ、キタキツネ、エゾシカなどの獣、シャチ、ゴマフアザラシ、トド、マッコウクジラなどの海獣、オオワシ、オジロワシ、シマフクロウなどの野鳥、シロザケなどの川魚などが生息している。 見どころとして、知床連山を湖面に映す知床五湖。 北方四島の国後島を望むことができ、本州中部の標高3000m帯と同程度の自然環境である知床峠。 高さ100mの断崖の途中からオホーツク海へと流れ落ちるフレペの滝。 7月中旬まで雪渓が残り、夏期には高山植物の花々が美しい羅臼岳などがあげられる。

所在地: 北海道 斜里郡斜里町・目梨郡羅臼町

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